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工事が終わった時の達成感は今でも忘れません。潜水工事部 主任 信田成喜(2006年入社 種市高等学校 海洋開発科出身)

私の祖父は潜水の仕事をしていたので幼少の頃から水の中の話を聞いていました。その影響で潜水の仕事に憧れを抱きながら育ちました。高校生の頃にアジア海洋の会社説明会に参加して高度な潜水技術でスケールの大きな海洋工事をおこなっているのを知り、この事をきっかけにアジア海洋で潜水技術を身に付けようと決めました。

入社してからは国内・海外と各地の現場へ赴き潜水業務に従事しています。今まで携わってきた仕事で一番印象に残っているのはベトナムの現場です。潮流が速いという悪条件の中で調査・計測・測量という作業から、構造物を設置して完成させるというすべての工程に携われる事が出来ました。工事が終わった時の達成感は今でも忘れません。

作業現場では皆が一つの目標(プロジェクト)を達成するために一致団結しているので仕事に集中できます。その環境の中でレベルの高い潜水技術を経験できるので自分の力がつきます。辛いときや悩むときもありますが、その時は会社の上司や先輩社員に相談しています。先輩に相談したときに「諦めたら何も出来ないぞ」と言われたことは今でも思い出します。

昨年からは、タンカーから原油を荷役する為の海上・水中施設のメンテナンスや支援作業を行う現場責任者をしています。仕事内容は現場作業の人員や機材の手配、スケジュールの管理、報告書の作成などの事務業務から安全管理や現場作業などの業務になります。責任者になってからは工事全体の事を考えるようになり、改めて仕事の難しさを痛感しています。潜水士は自然相手の仕事です。現場の気象状況だけでなく海洋状況も考慮して、作業途中であっても安全第一の為に作業中止の判断が求められます。また潮流が速い・視界が悪いなどという厳しい環境下で作業をする場合でも、お客様が満足していただける成果を挙げなければなりません。

今後の目標は潜水士の技量を身に付けながら、現場の責任者として成長することです。責任者を経験する前は、潜水士として任された目の前の作業に集中して取り組んでいました。潜水士のやりがいは今でも変わらず持ち続けていますが、その一方で今は現場責任者としての新たな仕事のやりがいを経験しています。それは自分で作業計画を考えて実行し、想定した範囲内で工事が無事に終了した時の達成感です。この任せられている現場でお客様や一緒に作業をするメンバーから、より信頼される責任者になれることを目指して奮闘しています。

信田成喜
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