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活気がある工事現場になるよう心掛けています 潜水工事部 主任 金澤昭拓(2002年入社 種市高等学校 海洋開発科出身)

海の近くで育ったこともあり、幼い頃から潜水に興味を持っていました。高校生の頃にJAMSTEC(海洋開発研究機構)のサマーサイエンススクールに参加して高圧環境の潜水シミュレータ装置に入り水深30m相当の圧力を空気中で体験しました。また、このような装置(飽和潜水システム)を実際の潜水方法として使用しているという事を知る機会があり、この飽和潜水システムを使用して潜水ができる会社で仕事をしたいと思いアジア海洋に入社を志望しました。

入社してから暫くは主に新潟県で潜水士として海洋構造物のメンテナンスや補修、調査業務に従事しました。ある時に熟練の潜水士である先輩社員から「飽和潜水システムに入るのに憧れるのはよいが、まずは送気式潜水などの方法で仕事を沢山経験しなさい。」と言われた事を今でも覚えています。
飽和潜水というのは潜水時間の限界などの制約条件を克服した潜水方法になります。それ以外の潜水方法だと水深に応じて潜水可能な時間などに制限が発生します。先輩の言葉には、まずは決められた作業時間内でお客様に満足してもらうように、また制限がある中でも依頼を受けた仕事内容だけを行うのでは無く、より高いパフォーマンスの作業ができるように技術を磨きなさいという意味が込められていました。入社してから4年後に飽和潜水システムに入っての潜水作業をしましたが、その時の記憶よりも新潟で先輩社員から教えてもらった上記のことのほうが今でも鮮明に覚えています。

現在の配属先では国内や海外において潜水士や作業責任者として海洋プラットフォームや海底パイプライン、ダム等といった海洋構造物の建設・メンテナンス工事をするのが主な仕事です。
ここ最近、私は国内において各地の工事の現場責任者として働く機会が増えてきました。
円滑に工事を進めていく為に、営業部員と一緒にお客様の要望を伺い工事方法などの検討を行います。検討内容を基に現場で必要な機材の準備を行い、内容によっては自社の工場で必要な型枠や機械なども作成します。
現場では潜水士として培ってきた専門知識、経験を活かして工事の工程、品質、安全の管理を行います。それ以外にも現場責任者として気を配っている事は、作業メンバーが積極的に仕事へ取り組める環境を形成するということです。皆の意見、アイディアを作業方法に取り入れることによって現場に活気が生まれ工事全体の質が上がるとようにと心掛けています。

当社を就職先に考えている方へのメッセージになりますが、何の業種でもそうだと思いますが仕事は辛いと思う事が多々あると思います。そんな時、私は同僚たちと一緒に釣りに行ったりお酒を飲みに行ったりします。気がついたら朝5時頃まで飲んでいることもしばしば。もし当社と縁があって私と会う機会がありましたら一緒にお酒を飲みにいきましょう。

金澤昭拓
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